今回は台湾の王道ラブコメディードラマ『最後はキミを好きになる!』(原題:醉後決定愛上你)をご紹介します。
主演は大の日本好きで知られる楊丞琳(レイニー・ヤン)。彼女は安室奈美恵や宇多田ヒカル、V6の三宅健のファンを公言しており、日本語も話せます。そのため、最近では日本の雑誌などで彼女を見かけることも増えてきました。
ちなみに台湾では、日本文化が好きな人たちのことを『哈日族(ハーリーズ)』と呼ぶそうで、なんだか親近感が湧きますよね。
そんな彼女が主演する『最後はキミを好きになる!』はとても面白い作品なので、ぜひNetflixでチェックしてみてください。それでは、ドラマの紹介にいってみましょう!
キャスト
キャスト
楊丞琳(レイニー・ヤン)
張孝全(ジョセフ・チャン)
許瑋甯(ティファニー・シュー)
黃鴻升(エイリアン・ホァン)
王傳一(ワンチュアン・イー)
白梓軒(トム・プライス)
鍾欣凌(チョン・シンリン)
鄧九雲(ドン・ジウユン)
あらすじ
一流ホテルのレストラン・チーフを務める真面目で明るいリン・シャオルー(レイニー・ヤン)にはパイロットのボーイフレンドがいた。
彼との結婚を心待ちにする日々。一方、裕福な家庭で育ったソン・チエシウ(ジョセフ・チャン)は有名インテリアデザイナー。女優の彼女にプロポーズをしようとしていた。そんな幸せいっぱいな二人に、ある日、運命の災難が! なんと同じ日にフラれてしまうのだった。
心を打ち砕かれたシャオルーとチエシウは、不幸な者同士として意気投合し、全てを忘れようと大酒を酌み交わす。が、あろうことか酔った勢いで結婚。お互いを責めつつ、誰にも気づかれないうちに離婚手続きをしようとする二人であったが、何の因果かそのまま90日間の契約結婚をさせられるハメに・・・。
※CinemartChannelより抜粋
主題歌『不按牌理出牌』にも注目
このドラマを観ていると、何度も流れてくる主題歌が気になる方も多いと思いますが、この曲は以前ブログでも紹介した蕭秉治が所属していたグループ「MP魔幻力量」が担当しています。
ノリの良いサウンドにツインボーカルのケロケロボイスが特徴の『不按牌理出牌』という曲です。
当時流行していたEDMサウンドを前面に押し出したMP魔幻力量ですが、この曲以外にも良い曲がたくさんあるので、ぜひドラマと一緒にチェックしてみてください。
日本人好みのキャッチーな曲が揃っていますよ!
感想
10年以上前の作品なので、映像などに少し時代を感じる部分もありますが、全30話をとても楽しく観られました。
ひと昔前の台湾王道ドラマの“癖”が全部詰まった作品で、人によってはハマらないかもしれません。例えば、予告編を見ただけでも感じられるドリフのようなドタバタ劇やお決まりのオチ、やたらとつぶやかれる心の声、そして滅茶苦茶な展開など、多岐にわたります。
しかし、そうした“癖”もドラマを見続けるうちに、いつの間にか気にならなくなります。
“癖”が“味”となり、噛めば噛むほど美味しくなるような感覚です。もちろん“癖”が多すぎてつまらなければ最悪ですが、この作品はちゃんと面白さがあり、その“癖”をうまく武器にしています。
何より注目すべきは、やはり楊丞琳(レイニー・ヤン)のキュートな演技です。バラエティ番組などで彼女を何度か見かけたことがありますが、天真爛漫で明るいドラマのキャラクターは、彼女の素に近い部分もあるのかなと思いました。
観ていて元気が出る作品です。ぜひ皆さまもご覧ください。
それでは今回はこの辺で。
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