本日は台湾の温泉についてご紹介したいと思います。
皆様は温泉はお好きでしょうか?我々日本人の多くは温泉がお好きだと思いますが、実は台湾も温泉大国なんです。多くの台湾人の人々が温泉を楽しんでいます。
そこで今回の記事では日本と台湾の温泉事情の違いや、オススメの温泉街をご紹介したいと思います。皆様の旅の参考になれば嬉しいです。
台湾の温泉に入ってみよう
台湾の温泉に入る前にいくつか抑えておきたいポイントがあります。
①入れ墨が入っていても問題がない事。
少なくとも私が今まで訪れた台湾の温泉で入れ墨NGの場所は一つもありません。日本で肩身の狭い思いをしている人も台湾では心ゆくまで温泉を楽しむ事が出来ます。
②水着と帽子必須な場合が多い事。
日本と同じ裸で入るタイプの温泉も勿論ありますが、公衆浴場では殆どの場合で水着、帽子が必要。自分が行く予定の温泉の事情を事前に確認しておきましょう。
➂自由に過ごしている人が多い事。
日本では入浴に関係の無い物を温泉に持ち込む事はあまりないと思いますが、台湾の温泉では湯につかりながら携帯でゲームをしていたり、読書をしたりしている人も見かけました。
日本と台湾の温泉文化の違いを感じながら温泉に浸かってみるも楽しい経験です。
それでは台湾でオススメの温泉地を6か所ご紹介したいと思います。
金崙温泉
まずご紹介するのは金崙温泉。
金崙は台東県にある町で台湾原住民の排湾族(パイワン族)が多く住む事でも知られています。
温泉の街としても有名で、街唯一のコンビニであるセブンイレブンのマスコットも温泉に浸かっています。私が行った三和民宿の日帰り温泉はで250元。温泉に入るには水着と帽子が必要。水着は290元で受付で購入しましたが、帽子は無料でレンタルできます。泉質は無色透明で弱アルカリ性炭酸泉。
街にいる動物達と温泉にとても癒されました。また金崙では綺麗な日の出を見る事も出来ます。
知本温泉
続いてご紹介するのは知本温泉。
知本は台東駅からもほど近い台湾の温泉街。自然に囲まれた温泉地なのでホテルにチェックインする前に知本林道瀑布へ行ってみるのもおススメ。知本温泉の泉質は金崙温泉と同じでアルカリ性炭酸泉。私が宿泊した亞灣飯店 Yawan Spa Hotelの温泉も水着と帽子が必須でした。
知本温泉はかつて沢山の観光客が来ていたそうですが、最近は客足が減ってしまい少し寂しい状況なんだそうです。なのでゆっくり温泉を楽しみたい人にはオススメです。
蘇澳冷泉
続いてご紹介するのは蘇澳の冷泉。蘇澳は宜蘭県の南端にあり、漁港の街として発達しました。
そんな蘇澳で有名なのが冷泉。泉質は台湾で唯一となる炭酸カルシウム泉。
冷泉はラムネや羊羹の製造にも使用され、これらは蘇澳の特産品の一つとなっているそう。
ちなみに冷泉はイタリアと台湾にしかないそうです。貴重な体験をしてみたい方は是非訪れてみてください。
礁渓温泉
続いてご紹介するのは礁渓温泉。礁渓は宜蘭県北部あり、昔から温泉の街として栄えてきました。
台北からも特急電車で約1時間30分で行く事ができます。電車を降りると駅前すぐが温泉街なのも魅力の一つ。
街中に沢山足湯があるので、温泉に入らずとも足湯巡りをするだけでも楽しいです。
私が今回訪れた礁渓温泉公園森林風呂は日本と同じスタイルで水着や帽子は不要。しかし湯舟に浸かりながら携帯をいじっている人や、お茶を飲んでる人、本を読む人がいて日本と台湾の文化の違いを感じられる温泉でもありました。
金山温泉
台湾北部にあるのが金山温泉。
複数の源泉があるため、中性炭酸泉、酸性硫黄泉、アルカリ性硫黄泉など様々な泉質の温泉を楽しむ事ができます。
温泉施設は沢山ありますが、見逃せないのが『旧金山総督温泉』。日本統治時代に台湾総督府の公費で建設され、招待所として使用された歴史ある温泉です。
入り方は日本の温泉施設と変わりませんが、ロッカーは争奪戦で、お金を払わずに使用されている場合も多いです。
北投温泉
台湾で一番人気の温泉と言っても過言ではないのが北投温泉。
台北からMRTで40分程で行く事ができ、駅周辺が観光地として栄えている為、日本人観光客からの人気も高い温泉街です。
水着があれば公衆浴場に入ってみるのも良いですが、私のオススメは水美温泉会館。大浴場も勿論ありますが、部屋に温泉風呂が付いているため、人目を気にする事なくゆっくりと北投の温泉を堪能する事が出来ます。1泊2万円程の宿ではございますが、宿泊する価値のある素敵なホテルです。
台湾の温泉を楽しもう
本日は台湾の温泉についてご紹介してみました。
最後に一つ付け加えておきたいのですが、台湾の温泉やサウナは日本に比べると少し温度が低めかなと感じました。なので日本の温泉をイメージしすぎて行くと拍子抜けする恐れがあるのでお気をつけください。
それでも海外で温泉に入るという事は温度以上にアツい事だと思うので是非皆様も台湾で温泉を楽しんでもらえると嬉しいです。
それではまた次回の機会にお会いいたしましょう。
Chan Kei Profile
- 写真や動画を通して旅の魅力を伝えています。
- 2024年12月27日コラム台湾のオススメ人気温泉街6選を一挙ご紹介!温泉の入り方や日本との違いなども全部教えます
- 2024年10月30日海外旅情報【動物園】子供連れで楽しい台湾の観光スポットをご紹介【遊園地】
- 2024年10月27日海外旅情報台湾・九份の楽しみ方&簡単な行き方&歴史&十分を一日で周る方法全部解説します
- 2024年10月26日海外旅情報奇界遺産フォトグラファー佐藤健寿さんが紹介する台湾のクレイジースポットに実際に行ってみた