本日は千葉県を代表する山“鋸山”をご紹介したいと思います。
JR浜金谷駅より徒歩約10分で登山道入り口に到着出来る為、アクセスは抜群です。
この山は露出した山肌の岩が独特な形状をしており、その姿は『天空の城ラピュタ』を思わせる為、今SNS等で大人気となっております。
登山を楽しむ山としても凄くオススメではあるのですが、ロープウェイが通っているので、麓から登らなくてもメインの観光スポットまで楽に行く事もできます。体力に自信がない方でも楽しむ事が出来る山なので、様々な方にオススメできます。
登って良し、写真撮って良し、観光して良しの“鋸山”を是非楽しんでもらいたいと思います。
それではご紹介していきましょう。
アクセス
- JR浜金谷駅より徒歩で約10分
- JR保田駅より徒歩で約30分
- 東京湾フェリー金谷港より徒歩で約13分
- 富津館山道富津金谷ICより車で約5分
鋸山はどんな山なのかな
鋸山(のこぎりやま)は、千葉県安房郡鋸南町と富津市との境に位置する標高329.4メートルの山。
Wkipediaより引用
日本寺、地獄のぞきなど観光地化されており、日本名山図会の日本80名山日本百低山に選定されている。正式な名称は乾坤山(けんこんざん)という。乾坤は天地の意。
山は凝灰岩から成り、建築などの石材として適している。そのため古くは房州石と呼ばれ、良質石材の産地として、江戸時代から盛んに採石が行われた(石切場跡が現存する)。結果、露出した山肌の岩が鋸の歯状に見えることからこの名で呼ばれるようになった。
採取された石材は、幕末から明治、大正、昭和にかけて、主に横須賀軍港や横浜の港湾設備、東京湾要塞の資材として利用された。また、靖国神社や早稲田大学の構内にも利用されている。自然保護規制の強化により1985年(昭和60年)を最後に採石を終了。
観光スポット
鋸山の特徴として色々な観光スポットがあります。頂上を目指す方には遠回りになってしまいますが、せっかくなのでこれらの名所を観て周りましょう。
特に有名なのは“地獄覗き”と“日本寺大仏”の2つがあります。
上の写真が地獄覗き。せり出した岩場に手すりを付けて無理矢理展望台にした場所です。高所恐怖症の自分にはたまらない場所でした。まさに地獄を覗けるスリル満点のスポットです。
次にオススメのスポットは日本寺大仏です。元々のこの大仏は、1783年(天明3年)に大野甚五郎英令が門弟27名とともに岩を彫刻して建立したもので、建立当時の高さは約37.7mあったそうです。
しかし岩を彫刻した大仏という事もあり、長年雨風等の影響を受け、江戸時代末期には崩壊状態に。そのため1966年から仏師・八柳恭次を中心に修復が行なわれ、1969年に今の大仏が完成しました。以前の崩壊箇所等がある関係から、像高は原型より約7m低い31.0mになりました。
大仏の迫力は凄く、彫刻としての見所もある為、登山ではなくこの観光スポット目当てに遊びに行くのも楽しそうです。
登山記録
鋸山 / Chan Keiさんの鋸山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
これが私が登山した際の記録なんですが3時間ちょっとで往復する事が出来ました。
この鋸山は低山として知られていますが、頂上を目指そうと思うと結構登りはキツくて大変です。なのでどうしても頂上へ行きたい!!と思う方以外は、“地獄覗き”や“日本寺大仏”等の観光スポットだけ見て下山するのもオススメです。
頂上からの展望はそこまで良い訳ではないのですが、途中にある“ラピュタの壁”から見る景色は絶景です。
ラピュタの壁とそこから見る景色
低山でも満足度の高い山
され今回の“鋸山”の紹介は如何でしたでしょうか。
ただ登山するだけではなく、色々な楽しみ方のあるポテンシャルの高い山である事がお分かり頂けたかと思います。
ちなみに最寄り駅はJR内房線の“浜金谷駅”になりますが、JR内房線は本数が少なく、一時間に1本間隔となりますので、電車で移動の方は事前に時刻表をチェックしておきましょう。
また浜金谷駅にコインロッカーはありません。荷物を預けたい場合、駅前にある“黒河釣具店”で預かってもらう事ができるのですが、黒河釣具店で荷物を預かれる時間は11時~15時までとなっているので要注意です。駅から登山道までは看板が出ているので迷い事なく行けるのでご安心を。
是非南房総の富山とセットで鋸山の登山を楽しんでみてください。
それでは本日はこの辺で。
Chan Kei Profile
- 写真や動画を通して旅の魅力を伝えています。
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