本日は台湾で人気なキャラクター紹介をしてみたいと思います。
台湾を旅行していると様々な場所でデフォルメされた可愛いキャラクターが描かれている事に気が付きます。
日本であれば文字だけだったり、シンプルで簡素なデザインが求められる公共の場でのポスターなども、台湾では可愛いキャラクターによるデザインのものが多い印象です。
好き嫌いが分かれる部分かとは思いますが、私自身は年甲斐もなくキャラクター物が大好きです。そしてそれはもしかしたら台湾を好きな理由の一つになっているのかもしれません。
好きなキャラクターが一つでもいると台湾旅行がさらに楽しくなると思うので、この記事を参考にしてもらえたら嬉しいです。是非最後までお付き合いください。
OPEN小將

まずは台湾で旅行者がもっとも目にするキャラクターをご紹介。
そのキャラクターはセブンイレブンのマスコット「OPENちゃん」。
2005年に日本の広告会社・電通のキャラクターチームによって生み出され、設定では「OPEN星」からやってきた宇宙犬との事。
トレードマークはカラフルなたてがみ「OPENヘッド」。感情にあわせて形が変わり、うれしいときは丸く大きく広がり、落ち込むと細長く閉じてしまうユニークな特徴を持っています。
セブンイレブンでは関連グッズも販売されていますが、かつて品揃えが豊富だった西門町の店舗でさえ縮小傾向にあります。旅行中に気になるグッズを見かけたら、その場で迷わず手に入れておくのがおすすめです。
鼠小小

Mousylittleは、台湾のストリートファッションブランド「StayReal」のキャラクターです。
このブランドは、台湾のバンド「五月天」のボーカル・阿信と、著名なイラストレーター不二良No2Goodによって設立されました。
かつては日本にも店舗がありましたが現在は閉店しているため、私自身、台湾を訪れると必ず立ち寄るお店のひとつです。
Mousylittleは、某ネズミのキャラクターを連想させるフォルムをしており、パッチリとした大きな目と、特徴的な大きな眼鏡がトレードマーク。見ているだけで親近感がわく、とても魅力的なキャラクターです。
幾米

特定のキャラクターではありませんが、台湾を代表する絵本作家ジミー・リャオの描くキャラクターや世界観もとてもおすすめです。
イラストは色鮮やかで、詩的な物語が特徴。
『星空』のようにストレートな物語もありますが、多くの作品は何度も読み返しながら「こういう物語なのかな?」と自分なりに解釈するタイプのものが多く、大人のための絵本といった印象です。
台湾でジミーの世界に触れたいなら、出身地の宜蘭を訪れるのがおすすめ。駅周辺はジミーの世界観で彩られており、作品をテーマにした公園もあります。
PIPPEP

可愛い猫のイラストを中心にしたデザインが特徴のアパレルブランド「PIPPEP」。
九份の雑貨屋で目に留まり、思わずTシャツを購入したのをきっかけに知りました。
その後、松山に店舗があることを知り訪れてみましたが、残念ながら現在は実店舗はなく、台湾国内では主にオンライン販売が中心のようです。
しかし公式サイトからLINEスタンプが購入可能なので気になった方はぜひチェックしてみてください。
Bugcat Capoo

Bugcat Capooは、猫のようでもあり虫のようでもあるキャラクターで、2014年に台湾のアーティスト・亞拉によって生み出されました。六本足を持つ小さなハイブリッド型モンスターです。
人気の高まりから、キャラクターをテーマにしたコーヒーショップも誕生。カフェとしてだけでなく、グッズ販売を行うキャラクターショップとしても注目を集めています。お店は旧台中駅にもあり、見かけたことがある人も多いはず。
近年は日本でもポップアップストアが展開されたりしているので、今のうちに注目しておきたいキャラクターの一つです。
喔熊

Oh!Bearは台湾観光局の公式キャラクター。
台湾ラッキーランドでも登場するキャラクターなので、当たった人と外れた人でOh!Bearに対する印象は違うかもしれません。ちなみに私は4回やって全滅でした。
どうやら当選に台湾愛は関係ないようです(笑)
Andy

個人的にイチオシなのが花蓮「遠雄海洋公園」のマスコットキャラクターでイルカのAndy。
鮮やかな青色の体が特徴でとってもキュートなキャラクター。
園内ではキャラクターグリーティングに登場することもあり、私が撮影していたときにはカメラに気づいたAndyが突然、謎のダンスでファンサービスをしてくれました。
それ以来すっかりAndy推しになってしまいました。
哈比哈妮

台湾・新竹県関西鎮にある六福村は、1979年に開園した野生動物園を前身とするテーマパークです。
そんな台湾の人気遊園地『六福村』の人気キャラクターと言えば哈比(ハッピー)& 哈妮(ハニー)。
もちろん園内では可愛いグッズが沢山販売されているので訪れた際はぜひチェックしてみてください。
六福村は季節ごとのイベントや子ども向けの入場無料デーもあり、家族連れに人気。
将来的には温泉施設も導入し、1年中楽しめるレジャー施設を目指しています。
猫裏喵

猫裏喵(Māo lǐ miāo)は、台湾にのみ生息する絶滅危惧種・タイワンヤマネコをモチーフにした苗栗のマスコットキャラクター。
私は苗栗駅で見かけて一目で気になったのですが、残念ながらグッズを販売しているようなお店は見つからず…。今後に期待したいところです。
タイワンヤマネコは絶滅の危機にあるため、このようなキャラクターを通して多くの人に存在を知ってもらえるのは、とても意義のあることだと思います。
ちなみにこの子は苗栗県マーケティング課の職員という立場だそうです。
巷仔Niau

今一番アツいキャラクターと言えば台南のマスコット「巷仔Niau」。
その人気は凄まじく、フィギュアなどのグッズはすぐに売り切れとなってしまう程です。
巷仔Niauのグッズは台南の観光地などで販売されているのですが、私は台南のシンボルとも言える『赤崁楼』でいくつかグッズを手に入れる事が出来ました
高雄熊

高雄の観光大使といえば「高雄熊」。
その姿を見て「どこか熊本の『くまモン』に似ている?」と思う人もいるかもしれません。実は高雄と熊本は友好都市で、高雄熊とくまモンは“兄弟”と呼ばれるほど仲良しなんです。
高雄熊は市内のさまざまな場所に登場しますが、写真を撮るならおすすめは 蓮池潭。高雄熊と「龍虎塔」一緒に収められるスポットなので旅の思い出にピッタリな場所です
蜜柑駅長

蜜柑駅長は、高雄捷運公司が保護した実在する野良猫で、2020年に橋頭糖廠駅の「駅長」に就任しました。
可愛らしい姿で人気を集め、今では高雄を代表する存在に。
さらに2024年には、高雄メトロ左営駅の地下1階に蜜柑駅長のグッズショップもオープン。
実在の蜜柑駅長もグッズも大人気なので、高雄を訪れる際にはぜひチェックしてみてください。
ダンパーベイビー

ダンパーベイビーは、台北101の公式マスコットキャラクター。
ビルには風や地震の揺れを抑えるために巨大な「チューンドマスダンパー」が搭載されており、そのダンパーをモチーフに誕生したのがこのダンパーベイビーです。
丸くて愛嬌のある見た目で、観光客にも大人気。
ちなみに桃園空港や台北101には、台湾の人気観光スポットとコラボした 「TAIWAN ATTRACTIONS」 のガチャガチャが設置されているので、訪れた際はぜひ挑戦してみてください。
台湾の愛らしいキャラクター達
というわけで本日は台湾の人気キャラクターをご紹介しました。
日常的に可愛い物で溢れている台湾なので、様々なデザインにキャラクターが使用されるのは自然な事なのかもしれません。
また台湾ではカナヘイさんのイラストやちいかわなども大人気なのですが、その理由もなんとなく理解できる気がしました。
皆様も是非台湾でお気に入りのキャラクターを見つけていただけると嬉しいです。
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Chan Kei Profile

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