台北旅行中、突然の雨に降られて「今日はどこ行こう…」と悩んだことはありませんか?
せっかくの台湾旅行、なるべく外に出て観光したい気持ちはあるけれど、土砂降りの中では移動も大変だし、行く場所も限られてしまいがち。でもそんな時こそ、屋内でゆっくり楽しめる“博物館”という選択肢がおすすめなんです。
今回は実際に私が雨の日に訪れて「これは当たり!」と感じた、台北駅すぐそばの国立台湾博物館をご紹介します。
レトロで美しい建物の中に、台湾の自然や歴史、文化がぎゅっと詰まっていて、まるでタイムスリップしたような気分に。
静かな空間でゆっくり展示を楽しむ時間は、雨音すら心地よく感じられるほど。
「雨の日でも楽しめる台湾の穴場スポット」を探している方に、ぜひチェックしてほしい博物館です。
↑博物館の様子は動画でもチェックできます
博物館情報

国立台湾博物館
住所:台北市中正区襄陽路25号
official Site:https://www.ntm.gov.tw/jp/Default.aspx
国立台湾博物館(本館)は、台北市の中心部、二二八和平公園内に位置しています。台北駅から徒歩圏内でアクセスも良好です。
🚇 MRT(地下鉄)でのアクセス
- 台大医院駅(NTU Hospital Station):淡水信義線(赤線)の4番出口から出て、二二八和平公園を横断し、徒歩約3〜5分で到着します。
- 台北駅(Taipei Main Station):板南線(青線)の5番出口から出て、館前路を進み、襄陽路を右折して徒歩約5分です。
🚌 バスでのアクセス
- 博物館(館前路)駅、博物館(襄陽路)駅、台大医院駅、または台北駅で下車し、徒歩約3〜5分です。
営業時間・休館日
休館日:毎週月曜日(国定祝日や連休の場合は開館し、翌日に振替休館の場合あり)
営業時間:午前9:30~午後5:00
🎟 入館料金(本館&古生物展示館共通)
- 大人(一般):30元
- 子ども(6~12歳):15元
- 学生・65歳以上の方:半額(証明書が必要)
- 6歳以下のお子様、小学生未満:無料
- 65歳以上の方(平日):無料
- 障害者とその同伴者1名:無料
- 台湾博物館学会、ICOM、AMM会員カード所持者:無料
※チケットは悠遊カード(EasyCard)で購入可能です。
台湾の歴史と自然を学べる博物館

国立台湾博物館は、台湾で最も歴史のある博物館で、1887年に創立されました。日本統治時代に建てられたクラシカルなバロック建築の本館は、台北市のランドマーク的存在です。
館内では、台湾の豊かな自然環境や動植物、地質学的特徴、さらには台湾原住民族の文化、そして台湾の近代史まで幅広く展示されています。
観光客だけでなく、地元の学生や研究者も訪れる知的で静かな空間で、ゆっくりと台湾の歴史と文化に触れられるのが魅力です。
展示は多岐にわたり、標本や模型、写真パネルなども充実。触れて学べる体験型展示もあるため、小さなお子さん連れの家族にもおすすめです。
さらに、建物自体が貴重な文化財であり、重厚な外観や装飾は写真スポットとしても人気があります
実際に行ってみて

私が訪れた日はあいにくの雨模様。外に出るのが億劫になるほどの土砂降りでしたが、それでも思い切って国立台湾博物館に足を運んでみました。
すると、予想以上に快適で楽しめる場所だと実感。屋内なので雨に濡れる心配もなく、静かな空間でゆっくり展示を見られました。
建物の歴史を感じさせる重厚なバロック様式の内装は、まるでタイムスリップしたような不思議な雰囲気。展示物は種類も多く、台湾の自然や文化、歴史についてじっくり学べました。
特に、触って体験できる展示もあり、小さなお子さん連れでも飽きずに楽しめそうだなと感じました。
また、館内にはベンチや休憩スペースも多く、雨音を聞きながらゆったりとした時間を過ごせるのも良かったです。
雨の日だからこそ味わえる静けさと落ち着いた空間で、旅行中のホッと一息タイムにもぴったりだと思います。
雨の日でもゆったり楽しめて大満足!

雨の日の台北観光に悩んだら、ぜひ国立台湾博物館を訪れてみてください。駅からのアクセスも良く、屋内でゆっくり台湾の歴史や自然、文化に触れられるので、雨の日でも安心して楽しめます。
重厚なバロック建築の美しい空間と、多彩な展示が魅力で、家族連れから歴史好きまで幅広い人におすすめできる場所です。雨音を聞きながら静かに過ごす時間は、旅のいい思い出になるはず。
また、周辺には関連する系列館もあるので、天気や時間に合わせてはしごしてみるのも楽しいですよ。
台北旅行で雨に当たってしまったときは、ぜひ国立台湾博物館でゆったり癒しのひとときを過ごしてみてくださいね。
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Chan Kei Profile

- 写真や動画を通して旅の魅力を伝えています。