本日は私が好きな佐藤健寿さんのオススメ本をご紹介。
クレイジージャーニー等のテレビ番組で一躍人気になった佐藤健寿さん。代表作には世界の奇怪を集めた『奇怪遺産』があります。
また世界各国の廃墟を訪れ撮影している事から“廃墟の王”の異名も持っています。
その作品達はかなり内容が濃い物が多いです。なので旅好きの方には勿論なのですが、そうでない方でも満足できる内容の本が多いのでオススメです。
それでは『奇怪遺産』だけじゃない佐藤健寿さんの魅力的なオススメ作品をご紹介していきましょう。
佐藤健寿Profile
佐藤健寿
1978年生まれ。
武蔵野美術大学卒。フォトグラファー。世界各地の“奇妙なもの”を対象に、博物学的・美学的視点から撮影。写真集『奇界遺産』シリーズ(エクスナレッジ)は異例のベストセラーに。
ほか著書に『世界不思議地図』『THE ISLAND – 軍艦島』、『SATELLITE』(朝日新聞出版)、『世界の廃墟』(飛鳥新社)、『奇界紀行』(角川)、『TRANSIT 佐藤健寿特別編集号』(講談社)、『世界伝奇行』(諸星大二郎との共著/河出書房新社)など。
テレビ朝日「タモリ倶楽部」、TBS系「クレイジージャーニー」、NHK「ニッポンのジレンマ」ほかテレビ・ラジオ・雑誌への出演歴多数。写真展は過去東京epsite、大阪なんばパークス、長崎グラバー園、ライカギャラリー東京/京都などで開催。
※HPより抜粋
奇怪遺産
まずは奇怪遺産シリーズをご紹介。
佐藤健寿さんを一躍有名にした『奇怪遺産』。五年に渡って世界を股にかけ撮影された世界の“奇怪”なものを余すところ無く紹介しています。
個人的にはカバー写真にあるベトナム・ホーチミンの遊園地「スイティエン公園」が気になります。いつか行ってみたい。
『奇怪遺産』の続編『奇怪遺産2』です。
アフリカの呪術文化にオーストラリアのUFO基地、新宿歌舞伎町等を紹介。一作目よりも振り幅が広くなったような印象。
著者の好みがより反映された形になっています。
7年ぶりの続編『奇怪遺産3』。
第三弾となる今作では北朝鮮のマスゲーム、アメリカのバーニング・マン、北極の少数民族ネネツ、日本の軍艦島などを紹介。
7年ぶりという事でファンとしては待ちに待った新作でしたが、納得のボリュームと内容でニンマリです。
一作目の『奇怪遺産』と合せて読んでいただきたいのがこの『奇怪紀行』です。
言ってしまえば旅のエッセイなのですが、世界の奇怪遺産を巡る旅の様子が描かれています。この写真を撮影する時にこんなエピソードがあったのか、と驚きの連続で興味深かったです。
佐藤健寿さんは写真だけではなく文才もあるんだなと実感できる一冊。
世界
続いてご紹介するのは最新作の『世界』。
約20年にわたって佐藤さんが撮影してきた世界中の写真を608ページ・函付きの豪華装丁で纏められています。正直かなりの値段なのですが、その分納得の内容、ボリュームでファン必見の内容。
佐藤さんが印刷所まで通われてこだわり抜いた珠玉の一冊です。
SATELLITE
『SATELLITE (サテライト)』は北朝鮮から南極まで、世界120箇所以上を撮影した超高解像度の人工衛星写真を佐藤さんが監修した作品。
グーグルマップ等で上空写真を観るのが好きな人にはオススメの作品です。
人類の都市開発の凄さは上から見て気づく事もあるんだなと、実感できます。
世界不思議地図 THE WONDER MAPS
『世界不思議地図 THE WONDER MAPS』は不思議な世界地図。
世界各地の“奇怪”を撮り続ける佐藤さんが、不思議な事件・出来事・物・場所・お祭りなどをイラスト、写真、解説で紹介しています。
子供むけな部分もあるので、親子で楽しむのも良いかも。
世界の廃墟
『世界の廃墟』ではその名の通り、世界の廃墟を写真を佐藤さんが監修し解説している作品です。
佐藤さん自身が撮影した写真という訳ではないので、著者の写真が見たい方にはオススメできません。
しかし内容はかなり濃く、世界各地の廃墟の様子を観れるのは興味深いです。どのような経緯でこの場所が廃墟になってしまったのか等も解説されています。
THE ISLAND 軍艦島
最後にご紹介するのは『THE ISLAND 軍艦島』です。長崎にある軍艦島を佐藤さんが実際に訪れて撮影した写真を纏めた今作。
現地に書かれていた『詩』のような物をベースに構成されていて、単なる写真集としてではなく、小説を読んでいるような感覚を味わえます。
私も実際軍艦島を訪れた事がありますが、撮影できるポイントはかなり限られています。しかし今作では長崎市の特別な許可を得て撮影されており、普段は見れない部分の軍艦島が見れます。資料としても貴重で意義のある作品です。
童心にかえれる作品達
さて今回ご紹介の佐藤健寿さんオススメ作品はいかがでしたでしょうか。まさに旅人のバイブルのような作品を沢山出版しています。
佐藤健寿さんの作品の魅力は、自分が行った事がない場所の様子を知れる、どこか懐かしい気分になる、冒険心がくすぐられる等多岐に渡るのですが、総じてワクワクさせられる点だと思います。
昨今の情勢からなかなか旅に出るのは難しい状況でございますが、そんな時は佐藤健寿さんの作品を観て少しでも冒険した気持ちなる、もしくはいつかに備えて次の旅先を決めるのもオススメです。
また本日紹介した他にも「UFO」と「雪男」に迫ったノンフィクション小説も出版されています。
是非あなたのお気に入りの一冊を見つけてください。それでは今回はこの辺で。
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Chan Kei Profile
- 写真や動画を通して旅の魅力を伝えています。
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