台湾エンタメ(映画)– category –
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【百日告別】五月天(Mayday)石頭が主演の胸に刺さる台湾映画
本日は中華圏で最も人気のバンド五月天(Mayday)のギタリスト、石頭こと石錦航(シー・チンハン)が林嘉欣(カリーナ・ラム)とW主演を務めた映画『百日告別』をご紹介します。 石頭は五月天の中でも演技派として知られており、以前ご紹介した映画『星空』への出演や、2014年の映画『尺蠖』での主演経験もあります。今回の『百日告別』は彼にとって2度目の主演作品です。 バンドのギタリストとしての完璧な仕事ぶりだけでなく、俳優としても手を抜かない真摯な演技を披露しています。 決して楽しい作品ではなく、... -
【星空】日本での版権の所在が5年間不明となった台湾・中国合作ファンタジー青春映画
本日は台湾の絵本作家・幾米(ジミー・リャオ)のベストセラー絵本『星空 Starry Starry Night』を、トム・リン監督が映画化した作品『星空』をご紹介します。 この映画は2011年に台湾で公開された作品ですが、なんと日本での劇場公開はその6年後の2017年。というのも、版権の所在が一時不明となり、日本公開が大幅に遅れてしまったそうです。 原作の持つファンタジックで繊細な世界観が、映像の中で美しく表現された本作。ジミー・リャオの絵の魅力が、そのまま映像として生まれ変わったかのような、幻想的な青春... -
【ひとつの太陽/陽光普照】Netflixで観れる‼台湾映画らしさが光るヒューマンドラマ
今回は台湾のヒューマンドラマ映画『ひとつの太陽』(原題:陽光普照)をご紹介します。 この作品は第56回金馬奨で作品賞を含む5冠に輝きました。金馬奨は台湾のアカデミー賞とも称される、名誉ある映画賞です。 監督は以前このブログでも紹介したことがある、『瀑布』の監督・鍾孟宏(チョン・モンホン)です。彼にヒューマンドラマを作らせたら、台湾で右に出る者はいないと言っても過言ではないほどの秀逸な作品を生み出します。 もちろん『ひとつの太陽』も期待を裏切らない素晴らしい作品で、心の奥底から震... -
【ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。】実話を元にした原作の傑作映画!!
本日は、厳密には華流映画ではないのですが、台湾を舞台にした邦画『ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。』をご紹介します。 最初に言っておきますが、この映画は傑作です!いい歳した男性が画面の前でキュンキュンしっぱなしでした。 普段華流映画をあまり観ない方や、これから華流映画に挑戦してみたい方にもとてもオススメです。なんと半分は日本語なので普通に邦画として楽しめますし、半分は台湾華語なので華流映画に慣れるきっかけにもなります。 難しい話は置いておいて、さっそく映画の紹介にいっ... -
【あの頃、君を追いかけた】台湾青春映画の金字塔
本日は台湾青春映画の傑作『あの頃、君を追いかけた』(原題:那些年,我們一起追的女孩)をご紹介します。 この作品は台湾の人気ベストセラー作家ギデンズ・コーが、自伝的小説を自らのメガホンで映画化し、台湾や香港で記録的なヒットを記録した青春ラブストーリーです。 日本でも山田裕貴さんや齋藤飛鳥さんらが出演したリメイク版が、2018年10月5日に公開されました。 今回ご紹介するオリジナル版もとても素敵な作品です。仕事に追われ、青春時代を忘れてしまった方にぜひ観ていただきたい映画です。 それでは... -
【一秒先の彼女】不思議な雰囲気を持つ台湾映画!!DVD発売記念レビュー
本日は、不思議な雰囲気が魅力の台湾映画『一秒先の彼女』(原題:消失的情人節)をご紹介します。 実は、この映画のDVDが2022年2月9日にめでたく発売されました。この機会にぜひ多くの方に知っていただきたくて、今回レビュー記事を書くことにしました。 台湾映画のDVDはすぐに廃盤になってしまうことも多いので、お気に入りの作品なら迷わず購入しておかないと、後で後悔することもよくあります。 それでは、本日も映画紹介にいってみましょう! キャスト 監督 陳玉勲(チェン・ユーシュン) キャスト 李霈瑜(... -
【共犯】息をのむ台湾のクライム映画
本日は台湾映画『共犯』をご紹介します。 この映画はクライム映画ですが、サスペンスや青春映画の要素も盛り込まれた作品です。 決して楽しい内容ではなく、少しショッキングなシーンもあるため、観る人を選ぶかもしれません。しかし、個人的にはとてもおすすめの作品なので、ぜひご覧いただきたいと思います。 気になった方はぜひチェックしてみてください。 それでは、映画の紹介にいってみましょう! スタッフ・キャスト 監督 張榮吉(チャン・ロンジー) キャスト 巫建和(ウー・チエンホー)鄭開元(チェン・... -
【悲しみより、もっと悲しい物語】Amazonプライム・ビデオで観る泣ける台湾映画!!
本日は、2018年に公開された台湾映画『悲しみより、もっと悲しい物語』(原題:比悲傷更悲傷的故事)をご紹介したいと思います。 この作品は、2009年に公開された韓国映画『悲しみよりもっと悲しい物語』の台湾リメイク版。原作に忠実でありながらも、台湾ならではの繊細な描写が加わり、新たな感動を届けてくれます。 ふだん私はあまり恋愛映画を積極的に観るタイプではないのですが、この作品に関しては「とにかく泣ける」との声があまりに多く、興味を惹かれてすぐに鑑賞。……結果、号泣でした。 今回は、できる... -
【返校 言葉が消えた日】ゲームから映画へ!!台湾の悲しい歴史が生んだ作品
本日は台湾の大ヒットホラー映画『返校 言葉が消えた日』をご紹介します。 この作品は、もともと“白色テロ”を題材にした台湾のホラーゲーム『返校 -Detention-』が原作で、ゲームの人気を受けて満を持して映画化されたという特別な経緯があります。台湾でゲームを原作とした映画が製作されるのは、本作が初めてだそうです。 私も当時このゲームをプレイしましたが、普段あまり手を出さないホラー作品だけに、何度も背筋が凍る思いをしたのを覚えています。 そして映画についてですが、ゲームをプレイしたからこそ... -
【君のためのタイムリープ】笑えてほろり泣ける台湾の青春映画
今回は台湾の青春映画『君のためのタイムリープ』(原題:帯我去月球)をご紹介したいと思います。 この映画は2017年に台湾で公開されましたが、2022年1月25日に日本でDVDが発売されましたので、早速購入して鑑賞しました。ハリウッド映画などと違い、台湾映画はよほど有名でない限り日本に入ってくるまでにかなり時間がかかってしまうのが少し寂しいところですよね。もっとリアルタイムで観られたら良いのですが。 それでもYouTubeで告知CMを見て気になっていた作品なので、実際に観ることができてとても嬉しかっ...
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