先日は台湾のおすすめアーティストをご紹介しましたが、その中でもやはり五月天が気になるという方も多いのではないでしょうか?
ただ、中国語の曲はハードルが高くて、なかなか聴くまでに躊躇されている方もいらっしゃるかと思います。その気持ち、とてもよく分かります。
そこで今回は、日本語で歌われている五月天の曲を特集します。日本公演の回数も多い五月天は、日本語バージョンのある曲も意外に多いんです。
気に入った曲があれば、ぜひ中国語の原曲バージョンも聴いてみてください。
Do You Ever Shine?
まず一曲目は「Do You Ever Shine?」です。
この曲は2014年6月4日にリリースされ、佐藤健さん主演のドラマ『ビター・ブラッド』の主題歌に起用されました。実は日本で最も知名度の高い五月天の曲かもしれません。朝の情報番組『スッキリ』でも生演奏されたことがあります。
MVには佐藤健さんも出演しており、いつもの五月天の曲とは雰囲気が異なり、より洗練された都会的なイメージが感じられます。
曲調もストレートなロックで、とても聴きやすいのが特徴です。
YOUR LEGEND~燃ゆる命~
「YOUR LEGEND~燃ゆる命~」は、「Do You Ever Shine?」に続いて、2015年6月17日にリリースされた日本での2ndシングルです。
前作よりもさらに泥臭さが際立つロックな曲調が特徴で、バンドサウンドが全面に押し出されていて、とてもカッコいい仕上がりになっています。
日本語バージョンが気に入った方は、ぜひ原曲の中国語バージョンも聴いてみてください。歌詞が曲にぴったり合っているだけでなく、内容もより深くなっています。
ちなみに、原曲の「將軍令 Your Legend」は映画『黃飛鴻之英雄有夢』の主題歌のようですが、この映画についての情報がなかなか見つからないんですよね。サモ・ハン・キンポーも出演しているので、ぜひ観てみたいのですが…。
OAOA
五月天の代表曲と言えば、「OAOA」と言っても過言ではないかもしれません。
日本語の歌詞は、fumpoolの山村隆太さんが担当しています。
明るく楽しく盛り上がれるこの曲のパワーは底知れず、ライブでも頻繁に演奏されています。
その曲調から、カラオケで歌ってみたいと思う方も多いでしょう。残念ながら日本語バージョンのカラオケ配信はありませんが、中国語の曲検索画面で五月天(ウーユエティエン)を検索してみてください。高確率で「OAOA」が配信されています。
歌詞はもちろん中国語で表示されますが、気にせず日本語で歌いましょう!
flumpool×五月天の2マンライブの模様なのですが、このライブとってもいいです。
日本と台湾の友好を体現しているようなライブで自然と笑顔になれます。
こんな風にどこの国同士の人でも仲良くなれる世の中にしていきたいですね。
Dancin’ Dancin’ feat.TERU(GLAY)
五月天とGLAYのつながりは、2001年のGLAY EXPOに五月天が台湾のバンド代表として出演し共演したことから始まりました。その後も、GLAYが台湾でライブを行えば五月天が友情出演し、五月天が日本でライブをすればGLAYが友情出演するなど、親交を深めてきました。
この曲の日本語の歌詞はGLAYのTAKUROさんが担当し、TERUさんがボーカルとして参加、MVにも出演しています。音楽性の近い2バンドだけに、とてもマッチした仕上がりです。
興味がある方は、五月天のアルバム『人生海海』に収録されている『候鳥』という曲をぜひ聴いてみてください。台湾を訪れていたTAKUROさんとTERUさんが酔った勢いで五月天のレコーディングスタジオに乱入し、そのままゲストボーカルとして参加しています。TERUさんの歌声がかなりフィーチャーされているので、ファン必聴の一曲です。
SONG FOR YOU
ポルノグラフィティの岡野昭仁さんが日本語歌詞を担当した本作。
作詞だけでなく、ゲストボーカルとしても参加し、阿信とのコラボレーションが実現しました。二人のハーモニーは聴いていてとても心地よく、癒される曲です。
原曲も素敵なバラードですが、日本語バージョンは岡野さんの色と五月天の色が融合し、これまでにない新しい輝きを放っていると感じます。
ポルノグラフィティのファンの方にもぜひご紹介したい一曲です。
是非とも原曲も合せて聞いて見てほしい
さて、今回の五月天(Mayday)の日本語で歌われている曲特集はいかがでしたでしょうか?
まだ日本語で歌われている曲は他にもありますが、特におすすめしたい曲をピックアップしてご紹介しました。
五月天は台湾のバンドなので、日本語で気に入った曲があれば、ぜひ中国語(または台湾語)で歌われている原曲も聴いてみてください。阿信の書く歌詞の良さは五月天の大きな魅力のひとつですので、原曲を聴くことでより深く曲の世界観を味わえますよ。
今回の特集で五月天の魅力が少しでも伝わっていれば幸いです。
それでは、今回はこの辺で。
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