今回の記事では台湾短期留学についてご紹介したいと思います。
留学中どのようなスケジュールで生活をしていたのか?留学してみての感想。そして皆様が一番気になるであろう費用などについてもご紹介していけたらなと思います。これから自分のように台湾短期留学を考えている方への参考になれば嬉しいです。
留学エージェントを選ぼう

今回留学するにあたりPAPAGOさんと言う留学支援会社にお願いして申し込みをしました。
PAPAGOさんを選んだ理由としては一番サポートが手厚そうだったからです。自分はこういった留学経験が全くないので、手取り足取り面倒見ていただけるような所を探していました。
費用と内容について
今回かかった費用はおおよそ30万くらいとなります。その内容は以下の通り。
- 淡江大学での授業50分が60コマ
- PAPAGOさんでの授業50分が16コマ
- PAPAGOさんでのフォローアップ授業50分が4コマ
- PAPAGOさんの日本出発前のオンラインレッスン50分が6コマ
- 留学中のアパートの家賃
- 学校の入学案内や入居の案内
以上となっています。それに加えて自分は延泊や生活品のレンタルをしました。
これから光熱費も払うので総額としては30万ちょっとになります。
留学中の一日のスケジュールについて
- 自分は毎日7時半に起きて準備開始
- 10時から11時まで松江南京駅にあるPAPAGOさんのオフィスで個人授業
- 11時から13時まではフリーの時間
- 13時から16時までは淡江大学での授業
- 16時帰宅
- 18時頃夕食を食べ入浴
- 19時から23時まで予習復習宿題
- 23時就寝
フリーの時間は淡江大学のフリースペースでご飯食べたり勉強したりしてました。淡江大学は東門にあるので買い物したりご飯食べる所も沢山あります。家は学校から徒歩10分ほどの場所だったので便利でした。家の近くの師大夜市は16時頃にはオープンしているお店もありますが大体は18時にすべてのお店が開くのでその時間を待って夜市で夕食を食べて、シャワーを浴びて、夜は宿題や予習復習をしていました。
これが一日のザックリなスケジュール。土日は終日フリーとなります。
大学の授業では宿題が出たり出なかったりするのですが、PAPAGOさんの授業では宿題が毎日沢山出るので毎晩必死でこなしていました。
大学の授業の感想
最初は不安だったのですが、先生がとても明るく素敵な方だったので毎日楽しく授業を受ける事ができました。
クラスメイトは日本人自分入れて4人。コロンビア人が1人。ベトナム人が7人合計12人。
国籍も年齢も勉強する目的もバラバラでしたが、和気あいあいとノホホンとしたクラスでした。
授業はすべて中国語ですし、教科書も中国語と英語のみと聞いていたので授業始まる前は不安に感じていたんですが、先生はレベルに合わせた言葉を使ってくれ、新しい言葉もネットで画像とか見せてくれながら説明をしてくれていたので分かりやすかったです。ただ指示が聞き取れずに今何する時間なんだろう?と一瞬ボケッとしてしまう事もありました。
この大学でのグループでの授業は向いている人と向いていない人がいると思います。
というのも日本の授業を受けてきた我々としては先生の話しは集中してちゃんと聞くとか、遅刻はしないとか、勝手にトイレに行かないとか、それが当たり前と思って生きてきたと思うのですが、国が違えば認識が違うのが当たり前で、ただそうするとそちらのほうに授業が傾いてしまうので、度々授業がストップしてしまう事がありました。これをストレスに感じてしまう方も多いだろうなと思いました。自分としてはカチカチに緊張していたので逆に助かりましたし、逆転の発想で雑談も中国語なので聞き逃さないようにしようと聞き耳を立ててました。
PAPAGOさんでの授業について
PAPAGOさんの授業は1対1だったのでみっちり勉強させていただきました。特に自分は今まで独学で中国語を勉強していたので、発音の練習に関しては皆無だったんですが、PAPAGOさんの授業でかなり鍛えてもらいました。それでもやはり発音は難しく、今後の課題となりました。授業の内容としては淡江大学の授業の少し先を勉強するので、イメージとしては塾のような感じでした。そのおかげで大学での授業は少し余裕を持って復習するような感じで受ける事ができました。また学校の授業で分からない部分があると翌日すぐにPAPAGOさんの先生に聞く事が出来たのでありがたかったです。
またフォローアップの授業が凄く面白かったです。これは台湾の文化に関する授業なのですが、台湾の食べ物について詳しく教えてもらったり、道教とか廟のお参りの仕方、台湾のお祭りなどを教えてもらいました。実際街に出て豆花を注文したり、廟に行って参拝したりもしました。先生は地元の方で凄い廟に詳しかったので、沢山質問してしまいましたが全てに丁寧にお答えいただきました。自分は台湾の宗教だったり、寺院や廟に凄く興味があるのでとても勉強になりました。
台湾での生活について
今回1カ月だけでしたが憧れの台北生活を満喫する事が出来てまずは大満足です。家の立地が良すぎて最高でした。
旅行で来ると毎日予定を詰め詰めにしないと勿体ないという気持ちになり、結構無理なスケジュールを詰め込んでしまう事が多かったんですが、自分の家に住みながらだったので休日に散歩したりとか、学校帰りにちょっと寄り道したりとか、降りた事ない駅で降りてみたり、普段の旅行ではできないような時間の使い方…贅沢な時間を過ごせたのが嬉しかったです。途中雨の日が続いてしまい週末に出かけられなかったのは残念でした。
台湾の風習について

また生活する中で台湾の風習に出くわす出来事もありました。
ある夜家の入口に赤い紙が貼ってありました。よく見たら隣近所にも同じ紙が貼ってあったので気になって調べてみたんですが、これは貼紅紙(Tiē hóngzhǐ)と言って亡くなった方の遺族が近隣に貼るものだそうで。
- 魔除けや不運を取り除くため
- 弔問に来た親族が間違った家に行く事を避けるため
- 赤い紙を貼らない家は遺族であり、亡くなった人が迷わず家に帰れるようにするため
という意味があるらしいです。思いがけず台湾の風習を一つ知る事が出来ましたが、最近は台湾の方でも知らない人は多いみたいで間違って剥がしてしまう事もあるんだそうです。
このような風習に出くわすのも旅行ではできない貴重な体験だなと思いました。
まとめ
今回私の留学について纏めてみましたが、結果としてPAPAGOさんにお願いしてよかったなと思いました。自分の思ったとおりサポートが手厚かったです。またPAPAGOさんでお願いするにしても内容はカスタマイズする事ができるので、不要な部分はカットしたり、逆にフォローアップの授業を相談して増やす事もできます。
サポートはいらないからもっともっと安く抑えたいと言う方は自身で学校に申し込んだり、一泊2千円くらいのドミトリーのホテルとかもあるにはあるんで、自分にあった留学を楽しんでもらえたらなと思います。
Chan Kei Profile

- 写真や動画を通して旅の魅力を伝えています。