台湾に旅行に行ってみたいけど、忙しくてなかなか時間が取れない方や、台湾に興味はあるけど実際どんな街なのかイメージが湧かないという方も多いのではないでしょうか。
そこで本日のテーマは、台湾が舞台となっている映画5選です!これらの映画を観れば、台湾の雰囲気を少しでも感じ取れる作品ばかりを集めてみました。
それでは、さっそく映画の紹介にいってみましょう!
ママは日本へ嫁に行っちゃダメというけれど
最近見て一番ハマった映画が『ママは日本へ嫁に行っちゃダメというけれど』です。
この作品は、Facebookで知り合った台湾人のリンちゃんと日本人の茂木さんの恋愛を描いています。
なんと言っても、簡嫚書(ジエン・マンシュー)さんが演じるリンちゃんがとても可愛らしく、中野裕太さんが演じる茂木さんの気持ちには共感せずにはいられません。見ているだけでとてもキュンキュンします。
二人のやりとりに思わずニンマリしてしまうこと間違いなしですし、挿入歌も映画の雰囲気にぴったりで素敵です。
台湾の街並みはもちろん、みんなが大好きな『九份』も登場しますので、ぜひ注目してご覧ください。
ちなみに、この映画が実話をもとに制作されていると知って、とても驚きました。
百日告別
同じ事故で愛する人を失った男女の物語を交互に描く映画『百日告別』。
新しい明日を見つけるため、立ち直ろうとする彼らの姿は痛々しくも力強いものです。
台湾の女優・歌手であるカリーナ・ラムがシンミンを演じ、五月天(Mayday)のギタリスト石頭(ストーン)ことシー・チンハンがユーウェイを演じています。
切なく辛い場面も多い作品ですが、それでも生きていかなければならない残された二人の姿に深く心を打たれます。
ロケ地は台湾はもちろん、沖縄も含まれています。
時間に余裕がある時にゆっくり観たい一本です。
星空
心に傷を抱えた少女と少年が、星空を見るために旅に出る――台湾の珠玉の青春ストーリー『星空』。
この映画は2011年に制作されましたが、版権の関係で日本での公開は2017年となりました。
台湾の学校や街並みが丁寧に描かれているだけでなく、原作が絵本であることを生かした幻想的な風景が随所に登場し、とてもファンタジックな作品に仕上がっています。
また、五月天(Mayday)の石頭が二人の学校の教師役として出演しており、主題歌も五月天が担当しています。
特に主題歌『星空』は映画の世界観にぴったりマッチしているので、ぜひ聴いてみてください。
台北の朝、僕は恋をする
タイトルの通り、台北が舞台の作品です。笑いあり、ドラマあり、踊りありの、どこかオシャレでハチャメチャなコメディーです。
フランスに留学した彼女を追いかけるために、資金をなんとか工面しようとする青年と、その周りで繰り広げられる一夜の出来事を描いています。
とてもポップな作品なので、気張らずに紅茶でも飲みながらリラックスして観てほしい一本です。
きっと見終わった後には、台北に行きたくなっていることでしょう!
ハーバークライシス<湾岸危機>ブラック&ホワイト
今まで紹介してきた作品とは少しテイストが異なる一作です。
「ブラック&ホワイト」はもともと台湾で人気のドラマで、そのドラマを映画化したのが『ハーバークライシス〈湾岸危機〉ブラック&ホワイト』です。
見どころ満載のアクション映画ですが、舞台は高雄となっており、高雄がこのような形で映画の舞台になるのはとても興味深いです。
若き熱血刑事とチンピラの凸凹コンビは、台湾版「相棒」のようで見ていて楽しいですよ!
お気に入りの一本は見つかりましたか?
台湾の雰囲気は伝わりましたでしょうか?
海外旅行に行きたいと思っても、そのハードルはなかなか高いものです。そんな時、私は行ってみたい国の映画を見て、その国に思いを馳せます。逆に、映画を見て「このロケ地に行ってみたい!」と思った経験は誰にでもあるのではないでしょうか。そんな場所が見つかったあなたは、きっと幸せです。
実際に憧れの地にたどり着いた時の感動は、何物にも代えがたい素敵な経験となり、一生の宝物になるでしょう。
映画鑑賞も、そうした感動への一つのきっかけとして楽しんでみてはいかがでしょうか。それでは。
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