【師大夜市】台湾留学生がオススメする古亭・台電大樓の学生街エリアにある台北の小さな穴場夜市

師大夜市
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本日は私が留学中何度も通った師大夜市についてご紹介したいと思います。
留学中私の家は古亭駅と台電大樓駅のちょうど中間の場所にあったのですが、家の近くにこの師大夜市がありました。古亭駅や台電大楼のエリアは台湾師範大学や、淡江大学の分校があり学生街のような雰囲気になっています。師大夜市という名前も師範大学夜市を略しているようです。自分を含め留学生の方もこのエリアに住む事が多いのですが、夜市の場所は駅から近くないので観光客はやや少なめ。逆にいうと観光客の方でもこの夜市に来ればわざわざ人の多い寧夏路夜市や士林夜市まで行かなくとも台湾グルメを味わう事のできる穴場夜市となっています。

台北のローカル夜市へ行ってみたい方、古亭駅や台電大楼エリアに留学で家を借りる予定の方に参考になれば幸いです。

目次

師大夜市の場所を確認しよう

古亭駅
捷運古亭站

師大夜市の最寄り駅は先程お伝えした通り古亭駅。もしくは台電大樓駅となります。距離的にはどちらかと言うと台電大樓駅からのほうが近いかもしれません。他に観光も含めるのであれば東門駅でお土産を見て、大安森林公園を散歩してから師大夜市へ行くプランが良いかと思います。少し距離はありますが、歩ける範囲ではあります。それではお店の紹介をしていきましょう。

灯篭滷味 創始総店

灯篭滷味 創始総店
灯篭滷味 創始総店

まず入り口にあるのが滷味屋さんである『灯篭滷味 創始総店』
こちらの滷味屋さんはとても人気で毎日行列ができてい ます。学生街だけあって他の滷味屋さんに比べると少し値段も安めとなっております。私は利用した事がないのですが、地下には内用のスペースもあるので観光で行く場合は利用するのがよいでしょう。
ちなみにあまり日本人には馴染みがないかもしれませんが、滷味とは台湾の煮込み料理です。八角やシナモンなどの香辛料を使った醤油ベースの出汁で、肉、練り物、野菜などを煮込みます。

灯篭滷味 創始総店
まずは具材を選ぼう

滷味屋は自分で具材を選んで煮込んでもらうスタイルが一般的です。トングを持って自分好みの具材をザルに入れて行きましょう。入れ終わったら店員さんに渡して料金を支払います。こちらのお店では会計の際に店員さんからは『青菜は必要か?』『辛さをどうするか?』『お椀は必要か?』を聞かれます。必要なら『要(Yào)』不要なら『不要(Bùyào)』と答えましょう。少しだけ辛くしてほしい場合は『一點(Yīdiǎn)』や『小辣(Xiǎolà)』を利用するとよいでしょう。

灯篭滷味 創始総店
お肉が柔らかく美味しい

師大夜市生炒花枝羹

師大夜市生炒花枝羹
師大夜市生炒花枝羹

滷味屋のすぐ傍にあるのが『師大夜市生炒花枝羹』
このお店のお勧めメニューはなんと言っても魯肉飯(大50元、小40元)甘辛く煮込んだ豚バラ肉は凄く味が染みていて、ご飯との相性抜群。バランスも良いです。個人的には台北で食べた魯肉飯の中では一番美味しいと思います。ただ一つ難点は店員さんが愛理不理(不愛想)な事。いつも怒っているような態度で怒鳴ったりしてきます。台湾ではこのような接客態度の方を夜市に限らずしばし見かけます。何度か通っているうちに慣れてしまいますが、観光で行かれる方は心して注文してみましょう。ポイントとしては余計な事は話さず、注文は大きな声でしてみましょう。本当にここの魯肉飯は絶品なので、一度は食べてみて欲しいです。

師大夜市生炒花枝羹
味は本当に美味しい

師園塩酥鶏 本店

師園塩酥鶏 本店
台湾人の好物『塩酥鶏』

師大夜市生炒花枝羹の向かいにあるのが『師園塩酥鶏 本店』
塩酥鶏(イェンスージー)とは、台湾の屋台料理で台湾風の鶏の唐揚げのことです。小さく切った鶏肉に、様々な調味料を混ぜて小麦粉でコーティングし揚げて作られます。サクサクとした食感と、独特のスパイスの香りが特徴です。鶏肉だけではなく様々な食材を揚げてくれるので、お好みの具材を選んで楽しむことができます。注文の仕方としては先程ご紹介した滷味と似ているのですが、メニュー表があるのでそちらのほうに記入する方法となります。台湾人の大好物と言っても過言ではない塩酥鶏。是非一度味わってみましょう。

許記生煎包

許記生煎包
許記生煎包

師大夜市で一番人気のお店と言えばこの『許記生煎包』
生煎包とはもっちりとした皮で肉餡を包み、鉄板で蒸し焼きにした中華点心。焼き小籠包とも呼ばれますが、小籠包よりも皮が厚く、底はパリッと焼き目が入っているのが特徴です。中からはジューシーな肉汁があふれ出てきます。生煎包も台湾各地で食べてきましたが、一番美味しいお店を選ぶとしたらこちらのお店を選びたいと思います。いつも行列が出来ていますが、そこまで時間かからず買う事ができるので思い切って並んでみましょう。

許記生煎包
モチモチしていて美味しい

師大葱餅

師大葱餅
師大葱餅

師大夜市にある葱抓餅の名店と言えば『師大葱餅』
葱抓餅もあまり日本人には馴染みがないでしょうか?葱抓餅とは台湾の屋台などでよく食べられる、ネギが入った生地を焼いて具を挟み、醤油だれを塗って食べる軽食です。外側はクリスピーで、中は幾重にも層になっているのが特徴。私はいつもハムとチーズの葱抓餅を注文していたのですが、台湾版のピザのようでとても美味しかったです。お会計の時は滷味屋と同じで辛さをどうするか聞かれるので、好みを伝えましょう。

師大葱餅
クリスピーで美味しい葱抓餅

壱森泰食堂森

壱森泰食堂
壱森泰食堂

タイ式のBBQステーキが食べたい場合のオススメは『壱森泰食堂』
炭火で焼かれたステーキはボリューミーですがとても柔らかく美味しいです。味付けとしては少し酸味が効いていてそこはタイ式だなと思いました。また副食が多くて全体的なバランスが良いのも素敵なポイントとなっております。

壱森泰食堂
とてもボリューミーなステーキ

大台北平価滷味

大台北平価滷味
蛋餅

師大夜市の真ん中にあるお店が『大台北平価滷味』
こちらのオススメは夜ではなく朝。台湾では朝ご飯もお店に行き食べる文化があります。早餐店と呼ばれるのですが大台北平価滷味も朝5時~昼14時までは早餐店として営業しています。オススメは蛋餅と漢堡です。
蛋餅(ダンビン)とは、台湾の朝食として人気のある料理で、クレープのような薄焼き生地に卵と様々な具材を巻いて食べるものです。小麦粉や片栗粉で作った生地を薄く焼き、具材をのせてくるくると巻きます。辛いたれや醤油ベースのたれをかけて食べるのが一般的できすが、かけすぎると逆効果なので少しづつかけて試してみましょう。
漢堡は日本でいうハンバーガーです。台湾にはマクドナルドやモスバーガーもありますが、早餐店の漢堡は値段が安く味も自分好みにカスタマイズできるので断然こちらのほうがオススメです。

大台北平価滷味
大台北平価滷味の漢堡

師大鶏肉飯専門店

師大鶏肉飯専門店
師大鶏肉飯専門店

師大夜市で鶏肉飯を食べるのならオススメは『師大鶏肉飯専門店』
鶏肉飯(ジーローハン)とは、台湾の屋台料理で、柔らかく蒸した鶏肉をほぐしてご飯の上にのせ、ネギ油と甘醤油を混ぜたタレをかけた料理です。鶏肉の旨味とタレの風味がご飯によく合います。こちらのお店の鶏肉飯は台湾でよく見る鶏肉飯とは違い、どちらかと言うとタイのカオマンガイのような肉厚ジューシーな一品となっております。

師大鶏肉飯専門店
肉厚な鶏肉飯

台湾小吃を味わおう

本日は師大夜市のご紹介をしてみました。ちょうど良い規模感でとても歩きやすく、土日でなければ人も多くないのでとてもオススメです。観光で行く場合も、留学で近くに住む場合も満足できる事間違いなしな夜市でございますのでこちらのブログ記事が参考になったらとっても嬉しいなと思います。

是非台湾小吃を師大夜市で味わってみましょう。

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Chan Kei
Chan Kei
写真や動画を通して旅の魅力を伝えています。
師大夜市

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