本日はウィーンの街を30分かけて周遊する『リングトラム』から見える景色をご紹介。
国立歌劇場、美術史博物館、自然史博物館、ホーフブルク王宮、市庁舎、などウィーンを代表する観光スポットをトラムに乗りながら眺める事ができます。
トラム内にはイヤホンが設置されており、日本語の解説を聴きながら周遊できるので、ウィーンに到着したらまずはこのリングトラムにのってウィーンの雰囲気を確認してみましょう。
それでは紹介していきます。
※現在リングトラムは昨今の情勢から臨時休業中です。再開後の参考にしてもらえると嬉しいです。
リングトラム
リングトラム
住所
Ring Tram Haltestelle, Schwedenplatz, Bahnsteig C, 1010 Wien
乗り場
地下鉄Schwedenplatz(シュヴェーデンプラッツ)駅の目の前
料金
一周8ユーロ
所要時間
約30分
トラム出発時刻
毎日10時〜17時30分運行、毎正時と毎30分発
ウィーン市立公園
まず目に飛び込んでくるのはヨハンシュトラウス記念像で有名な『ウィーン市立公園』(シュタットパーク/The Stadtpark)です。
公園内には沢山の著名人の銅像があるのですが、リングトラムからはシュトラウス記念像を一瞬見る事ができます。
進行方向左手に見えるので要注意です。
ウィーン国立歌劇場
続いて見えるのは世界のオペラ界をリードする『ウィーン国立歌劇場』(Wiener Staatsoper)。
絢爛豪華な歌劇場の建物は遠目から見ても大興奮です。毎日様々な公演を行っているので、興味がある方は是非チェックしてみましょう。
トラムの進行方向右側に見えます。
ゲーテ像
ウィーン国立歌劇場を越すと『ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(Johann Wolfgang von Goethe)』の像が見えます。
ゲーテの作品には多くの作曲家が曲を付けており、特に中学生の頃に誰もが習うであろうシューベルト作曲の『魔王』が有名です。
ちなみにゲーテはあまりシューベルトの曲は好きではなかったとの事ですが、シューベルトの死後改めて魔王を聴き“イメージがはっきりと浮かんでくる”と感動し評価を改めたのだそう。
トラム進行方向右側に見えます。
モーツァルト像
ゲーテ像の隣には『ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart)』の像があります。
ベートーヴェンと同じく古典派音楽・ウィーン古典派を代表する人物で、『フィガロの結婚』『トルコ行進曲』など有名な楽曲を沢山手がけました。
ゲーテ像と同じくトラム進行方向右側に見えます。
ホーフブルク宮殿
モーツァルト像の隣には『ホーフブルク宮殿』(Hofburg)があります。
13世紀頃に建設後、ハプスブルク家、神聖ローマ帝国の宮殿として、1918年まではオーストリア・ハンガリー帝国の皇帝の宮殿として使われました。
宮殿内部にはハプスブルク家によって集められた神聖な宝物や芸術作品のコレクションが納められているので、時間のある方は是非訪れてください。
トラム進行方向右側に見えます。
ルプレヒト教会
最後に見えるのはウィーン最古の教会『ルプレヒト教会』(Ruprechtskirche)です。
長い歴史の中でロマネスク様式、ゴシック様式の改築が行われおり、教会内部の構成は複雑。教会内部は撮影禁止ですが、訪れる価値有りな教会です。
トラム進行方向右側に見えます。ここまで来ると終点Schwedenplatz駅は目の前です。
ここからウィーン観光を始めよう
さて今回ご紹介したリングトラムのご紹介はいかがでしたでしょうか。
30分でウィーン旧市街を一周できますし、日本語で解説も聴けるので凄くオススメです。
是非本格的な観光を始める前に、まずはこのリングトラムに乗りウィーンはどんな街なのかを肌で感じてみましょう。
トラムに乗って沢山の観光地の中から自分がじっくり見学してみたいなと思う観光スポットをピックアップしてみるのも面白いです。
それでは今回はこの辺で。
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- 写真や動画を通して旅の魅力を伝えています。
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