ワット・ラーチャブラナを観光した後はワット・マハータートを観光しましょう。
すぐ隣にある遺跡なので迷う事なく辿り着く事ができると思います。この遺跡は木に覆われた仏頭が有名で、皆様も一度は写真等で見た事があると思われます。もちろん世界遺産となっております。
なんとも言えない神秘的なパワーを貰えるスポットで、タイ旅行の中でもかなり印象に残っています。せっかくなら行く前に少しだけ歴史的知識も勉強しておくとより深く遺跡を楽しめます。
それではご紹介していきましょう。
※この記事は2022年3月19日に加筆、再編集いたしました。
どんな遺跡なのかな
オランダ人商人、エレミアス・ファン・フリートの記録によれば、ラーマーティボーディー1世による建立と伝えられるが、『アユタヤ王朝年代記』では、1374年のパグワ王(ボーロマラーチャー1世)による建立と伝えられている。
Wikipediaより引用
それから寺院が完成したのはラーメースワン王の治世となる。その後中央の仏塔はソンタム王の時代に崩れ、プラーサートトーン王によって修復されたが、ラーマ5世(チュラーロンコーン)の時代に再び壊れた。
寺院の建築は、中央にロッブリー様式の大きな仏塔があり、その回りを小さな仏塔が囲み、その回りを回廊が囲んでおり、礼拝堂と仏堂が東西にあったと推測されている。
14世紀を代表する仏教寺院
この寺院は当時人々の信仰の中心だった事もあり、他の寺院と比べてもより無残に破壊されてしまったそうです。
建設当初は敷地の中央に高さ44mもの黄金の仏塔があったそうなのですが、確かに他の遺跡以上に壊されてしまっており、どこに黄金の仏塔があった場所なのかは全く分かりませんでした。壊された仏塔は勿論なのですが、首の無い仏像がなんとも寂し気で印象的でした。
この遺跡最大の特徴は木に覆われた仏頭です。これも侵略が原因です。切り落とされた仏頭が、長い年月をかけて自然に木に覆われた物なんだとか。木が切り落とされた仏頭を哀れみ、優しく包み込んでいるように感じました。
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当時の状況を垣間見れる遺跡
ワット・マハータートは仏頭以外にも見所の多い寺院遺跡でした。この遺跡を歩いていた時に、もしも戦争や侵略が無ければ今頃はどのような景色が此処に広がっていたのかな…と物思いにふけながら観光しました。もちろん経年劣化等はあると思いますが、タイらしい煌びやかな寺院の景色が広がっていたかもしれません。
それと仏頭の写真を撮る時のマナーなのですが、自分の頭が仏頭より高い位置にならないよう、しゃがんで写真を撮りましょう。そうしないと神聖な仏頭なので、失礼になってしまうそうです。注意して楽しく観光しましょう。
それでは今回はこの辺で。次回はワット・プラシーサンペットの紹介です。
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