アユタヤ駅に到着した後は渡し舟で対岸へ渡り、商店街をぬけて真っすぐ歩くとアユタヤ遺跡群の入り口に到着です。
まず目に入ってくる遺跡はこのワット・ラーチャブラナ。入場料は50バーツ。
ワット・ラーチャブラナは戦争で壊されてしまった石仏も多く、退廃的な遺跡ではございますが、その様子が逆に異世界にいざなってくれているようで、不思議な気持ちになれました。
冒険心をくすぐられ散策している最中ずっとワクワクが止まらなかったのを今でも覚えています。
それでは紹介していきましょう。
※この記事は2022年3月19日に加筆、再編集いたしました。
どんな遺跡なのかな
ワット・ラチャブラナは、1424年にアユタヤ王朝の王サームプラヤー(ボーロマラーチャーティラート2世)により創設され、父ナカリンタラーティラート(インタラーチャー1世)の王位継承による決闘で死に至った2人の兄弟の火葬場所に構築された。
Wikipediaより引用
1957年、寺院の地下聖堂からは多数の仏像や金工芸品が略奪された。窃盗犯は後に捕えられたが、宝物はわずかしか戻らなかった。回収されたいくつかは、今日、近くのチャオ・サーム・プラヤー国立博物館に収蔵されている。
その後の地下聖堂の発掘では、より多くの貴重な仏像が発見された。
兄弟を思って建立された世界遺産
このワット・ラーチャブラナは王位継承による決闘で死に至った2人の兄弟を思い、1424年にアユタヤ王朝の王サームプラヤーにより創設されました。
そんな経緯もあり「最初にこの寺を訪れた王は死ぬ」という伝説が広まった為、歴代のアユタヤ王は誰もこの寺院を訪れなかったそうです。
全体的にとても壮大で見ごたえのある遺跡なのですが、特に修復された塔堂の装飾や塔の中のフレスコ画はとても繊細で綺麗なので必見です。ちなみにそのフレスコ画は早期アユタヤ時代の物でタイ最古の壁画と言われています。
もちろん塔堂以外にも石仏などの遺跡が沢山あるので、ゆっくりと時間をかけて散策してみましょう。
動画でも魅力をお届け
異世界に迷い込んでしまった気分になれる
さて今回のワット・ラーチャブラナは紹介はいかがでしたでしょうか。私は子供の頃からアユタヤ遺跡に行ってみたかったので、実際に行く事が出来て感無量でした。憧れの場所へ自分の足で立てる。この感動は旅の醍醐味だなと感じました。
またワンポイントアドバイスなのですが、ワット・ラーチャブラナへ向かう途中にセブンイレブンが一軒だけあります。ここで飲みものは絶対に買っておいたほうがいいです。タイはなんと言っても暑い国なので、水分補給は忘れずに。
それとアユタヤ遺跡は歩いて見て周る事もできますが結構広くて大変になってしまうのと、歩いているとトゥクトゥクの客引きが凄いので、できれば船着き場近くで自転車をレンタルして観光するのがおススメです。
それでは今回はこの辺で。次回はワット・マハータートの紹介です。
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