本日のブログではハプスブルク家が夏の離宮として使用していた『シェーンブルン宮殿』(Schloss Schönbrunn)をご紹介。
現在、宮殿と庭園群は世界遺産に登録されており、世界史的に超重要スポットとなっています。
是非オーストリア観光のメインとして楽しんでみましょう。
それでは紹介していきます。
アクセス等
シェーンブルン宮殿
住所
Schönbrunner Schloßstraße 47, 1130 Wien
営業時間
9:00~17:00
大きさ
幅約175メートル、奥行き55メートル
部屋数
1441室
最寄り駅
シェーンブルン駅
シェーンブルン宮殿について
14世紀初頭、現在のこの地には「Khattermühle」と呼ばれる水車小屋が建っており、周辺の農地とともにクロスターノイブルク修道院(ドイツ語版)の荘園とされていた。
神聖ローマ皇帝レオポルト1世は、息子・ローマ王ヨーゼフの夏の離宮として、この地に新しい宮殿を建設することを決意する。
神聖ローマ帝国の往時の勢威を回復させたいという願望ゆえに、新しい宮殿には、神話や歴史からの陰喩を駆使する英雄的表現が期待された。
設計を嘱託されたヨハン・ベルンハルト・フィッシャー・フォン・エルラッハは、パリのヴェルサイユ宮殿に対抗して、それを模しつつも凌駕する、壮大な宮殿を計画した。それは、神聖ローマ皇帝という存在はフランス王権を凌駕するものでなければならないと考える宮廷、領邦君主、貴族たちの願望の現れであった。
しかし、当時のハプスブルク宮廷の苦しい財政事情では壮大な宮殿を建設することは現実的に困難だったため、計画は大幅に縮小されて、遥かに簡素に設計し直された。
そしてマリア・テレジア治世下の1750年頃、ニコラウス・フォン・パカッシーによって完成された。
Wikipediaより引用
チケットの種類と所要時間
宮殿内は全40室が公開されています。宮殿内は撮影禁止ですが、ツアーに参加する事により内部を見学する事ができます。
ツアー名 | 見学可能な部屋数 | 所要時間 | 値段 |
インペリアルツアー | 22部屋 | 45分 | €14.20 |
グランドツアー | 全室 | 一時間半 | €17.50 |
ツアー時には日本語のオーディオ機器を借りれるので、解説を聴きながら見学する事ができます。
宮殿内に入る際にリュックや鞄等は全て預ける必要があります。予め貴重品を分けておきましょう。
またツアーの開始時間は自身では選べません。チケットを購入すると記載されているので、その時間までは待機する必要があります。
宮殿以外も凄い
ツアー開始時間までは待機する必要があるのですが、宮殿には植物園、動物園等があり、飽きる事なく待ち時間を過ごす事ができます。
また宮殿の南側に広がる庭園は東西約1.2km、南北約1kmという広大な規模のフランス式庭園で、美しい並木道や彫刻等を見る事ができ、優雅な時間を過ごせる事間違いありません。
是非時間にゆとりをもって訪れてみましょう。個人的には半日は必要だなと感じました。
当時の生活に思いを寄せる
さて今回ご紹介したシェーンブルン宮殿のご紹介はいかがでしたでしょうか。
宮殿の絢爛豪華な内装をお伝え出来ないのは心苦しいのですが、それでも多くの魅力が伝わった事と思います。
実際に宮殿内を見学してみるとハプスブルク家の当時の暮らしぶりを垣間見る事ができました。
是非オーストリアへ行く際はここシェーンブルン宮殿にお立ち寄りください。きっと大満足の時間を過ごせるはずです。
それでは今回はこの辺で。
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