本日も登山の情報をお届けしたいと思います。
今回ご紹介する棒ノ折山は奥多摩と飯能の境にあり、沢登りも楽しめる自然豊かな山です。
この山もアニメ『ヤマノススメ』に登場し、人気となりました。
飯能アルプスの一つとして私は認識しておりますが、飯能アルプスとして数えない場合のほうが多いようです。実際登山道までのアクセスも飯能駅からバスで40分ほどかかる為、少し気合を入れて向かう必要があります。
しかし棒ノ折山の綺麗な沢や壮大なゴルジュ帯は一見の価値有りなので、是非とも訪れていただきたい山の一つです。
それではご紹介していきましょう。
アクセス等
飯能駅バス停
↓
↓国際興業バス「名栗車庫」「名郷」「湯ノ沢」行き
↓
さわらびの湯バス停にて下車
所要時間
約40分
さわらびの湯バス停からは有間ダムへ向かい、ダムにを沿うように進むと登山口がある。
どんな山なのかな
棒ノ折山(ぼうのおれやま)は、東京都西多摩郡奥多摩町と埼玉県飯能市との境にある標高969mの山である。棒ノ折嶺、棒ノ峰、棒ノ嶺ともいう。かつては坊の尾根、坊主の尾根とも呼ばれていた。
Wkipediaより引用
棒ノ折の由来のひとつに鎌倉時代の秩父の武将であった畠山重忠がこの山を越える際に杖として持っていた石棒が折れたことから名が付いたとされる。奥多摩側百軒茶屋から登る登山道沿いにある祠にはその折れた石棒の片破れと言われる一尺程の石柱が祀られている。
山頂は非常に広く、公園か小規模なグラウンドのような広場となっている。
マイナスイオンが爽快
この山の特徴は何と言っても“水”。水と共に沢登り、登山を楽しめます。マイナスイオンを浴びる事が出来て爽快です。
沢を流れる水はとても綺麗で透き通っており、関東でもこんなに素晴らしい場所があるのかと感動しました。
沢登りのハイライトはゴルジュ帯(渓谷で、両側の岩壁が迫って狭くなった箇所)です。この壮大なゴルジュ帯は観ているだけで冒険心がくすぐられます。自然がこの美しい景色を作るのに、どのくらいの年数が必要だったのでしょうか。ロマンティックな気持ちになりますね。
また小規模ですが鎖場(鎖などの補助物が設置されている岩場)もあるので、初心者の鎖場を登る練習にもってこいの山です。少し滑りやすい箇所もあるので、足元に充分ご注意ください。
頂上まで登ってみた
沢登りが終わるといつも通りの登山開始です。
沢登りの際は楽しさが勝っていたので、あまり登りの辛さを感じずに登山できたのですが、やはり疲れは蓄積されていたらしく、早々にバテてしまいました。
なので、どうしても頂上を目指したい!!と言う方でなければ、頂上まで行かずに引き返しても良いかもしれません。
ご自身の体力、体調とよく相談し、無理ない登山を心がけましょう。沢登りを楽しめたのなら棒ノ折山の80%くらいは堪能出来たはずです。
登山記録
沢登がめっちゃ楽しい‼棒ノ折山 / Chan Keiさんの棒ノ折山(棒ノ嶺)の活動データ | YAMAP / ヤマップ
こちらが私の登山記録なのですが距離9.4km、4時間半の登山となりました。
頂上から帰る際は沢登りルートとは違った道で下山。しかしこの道は若干迷いやすく、同じような景色が続く為、来た道(沢登りコース)をそのまま辿って下山したほうが良かったかもと少し後悔しました。
すれ違う登山者も全然いなくて、いくつか熊のフンも確認でき正直怖かったです。周囲には熊の気配はすれど、姿は見えずでしたが『熊がいない山はない』この言葉を再度肝に銘じて、今後も山の自然に感謝しつつ登山を楽しめたらと思います。
温泉に入ってから帰ろう
さて今回ご紹介した棒ノ折山のご紹介はいかがでしたでしょうか。やはり沢登りに魅力を感じる方は多いと思います。
私は屋久島から帰ってきた直後にこの棒ノ折山を登山したのですが、まさか埼玉で屋久島に負けず劣らずな美しい自然を楽しめるとは思っていなかったので、とにかくビックリしました。是非皆様にもこの沢登を体験してほしいなと思います。
また下山した際はさわらびの湯の温泉に浸かり、汗を流してから帰るのもオススメです。飯能の自然に囲まれた素敵なロケーションの温泉なので、身も心もリラックスできます。是非登山と共に温泉も楽しんください。
それでは本日はこの辺で。次の記事では天覚山と大高山をご紹介いたします。
Chan Kei Profile
- 写真や動画を通して旅の魅力を伝えています。
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