本日は長崎原爆資料館と平和公園をご紹介いたします。
この原爆資料館では被爆の惨状をはじめ、原爆が投下されるに至った経過、および核兵器開発の歴史などの展示があり、1945年8月9日11時2分長崎に原爆が投下された時何があったのか、その後どうなってしまったのかを詳しく知る事ができます。
正直見るのが辛い展示も沢山ありますが、今を生きる日本人としてきちんと知り、考える事が大切だと考えるきっかけとなりました。
また付近には原子爆弾落下中心地と、その北側の丘の上とを含めた地域に平和を祈って設けられた平和公園もあります。合せて訪れてみてください。
それでは紹介していきましょう。
アクセス等
長崎原爆資料館について
長崎原爆資料館は、長崎市への原子爆弾投下に関する資料を取り扱った長崎市立の資料館である。長崎県長崎市平野町7番8号に所在し、平和公園の一角をなす。
Wikipediaより引用
「1945年8月9日」「原爆による被害の実相」「核兵器のない世界を目指して」などのテーマに沿って、資料、写真、解説パネルなどが展示されている。
館内には折れ曲がった工場の鉄骨、爆心地側の部分が熱線により焼けた橋げたなど原子爆弾によって破壊された建物の一部が移設されているほか、原爆投下で時が止まったままの「11:02の時計」などの被爆資料を展示し、一部の資料には手で触ることができるようにしてあり、原子爆弾の悲惨さ、凄惨さを伝える。
長崎型原爆とも呼ばれる「ファットマン」などの模型も展示されている。
生々しい展示の数々
原爆資料館に一歩足を踏み入れると1945年8月9日午前11時2分で時が止まったままの世界が目の前に飛び込んできます。
実際に被爆した大型の被災資料が展示されていたり、被爆後の長崎の街が大型スクリーンに映してだされているのですが、長崎という事もあり破壊された浦上天主堂、多くの石像、熱線で溶けたロザリオなど教会関係の展示が多いのが印象的でした。
その他にも原爆による被害状況を物語る展示が沢山なされており、その悲惨さを肌で感じる事ができます。
平和への願いを込めて
原爆資料館は平和公園の敷地内にあります。平和祈念象がある事で有名な平和公園も合せて訪れてみましょう。
この平和公園では毎年8月9日の長崎原爆の日(長崎原爆忌)に、平和祈念像前の式典広場にて原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が開催されています。
私が訪れた際は平和祈念象の前で修学旅行の小学生達が楽しそうに写真撮影をしており、それがとても印象的でした。
原爆資料館は初めにお伝えした通り、正直見るのが辛い展示も沢山あります。しかしロシアとウクライナをはじめ世界では今日も銃声が止む事はありません。日本は被爆国として戦争の悲惨さ、無意味さを訴えていく義務があると思います。原爆資料館を訪れてより強くそのように感じました。
皆様も原爆資料館と平和公園を訪れ、今一度戦争や平和について考えてみましょう。
それでは今回はこの辺で。次の記事では軍艦島への行き方と注意点をご紹介。
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